英語学習アプリはたくさんありすぎて迷いませんか?
私も毎日使っているのが大人気アプリ「booco(ブーコ)」
有名なアルクの英語教材の多くが入って音声も聞けるのが魅力です。
スピーキング練習機能も追加されて英会話力上達にも使えるようになりました!
この記事では機能や使い方、料金を詳しく解説します。
boocoアプリ完全ガイド:料金プランから無料でできるスピーキング練習まで
boocoとはアルクから出されている総合英語学習アプリ。
TOEIC対策からリーディング、スピーキングまではば広く学習できます。
また学習者の過去のデータも分析し、苦手な問題を出題してくれる機能もあり効率的な学習ができるようになっています。
クイズ学習機能によってインプットだけでなくアウトプット学習も可能。
電子書籍と音声データが搭載してあるため、書籍を持ち歩かず「読みながら聴く」ことができます。
アプリ内にアルクの書籍の音声データが600冊以上搭載されているため、幅広い学習者が使用できるアプリとなっていますね。
私は毎日、『キクタン』をやっています。
boocoには「Free(無料版)」と「Plus(有料版)」の2つがあります。
有料のbooco Plusの利用料金は3つのプランから選択できます。
機能 | 無料(Free) | 有料(Plus) |
---|---|---|
・1ヶ月プラン ¥3,200 ・3ヶ月プラン ¥9,600 ・年間プラン ¥38,400 | ||
教材使い放題(100冊) | ー | ◯ |
TOEIC学習モード | ー | ◯ |
英単語学習モード | ー | ◯ |
復習レコメンド | ー | ◯ |
学習時間の長期保存 | ー | ◯ |
学習実績データ配信 | ー | ◯ |
音声再生(600冊以上) | ◯ | ◯ |
教材お試し利用 | ◯ | ◯ |
マークシート自動採点 | ◯ | ◯ |
無料でも、音声再生(600冊以上)、教材お試し利用、マークシート自動採点といった機能は使えます。ただ教材は個別に支払いをする必要があります。
有料プランになると、教材使い放題(100冊)になります。さらにTOEIC学習モード、英単語学習モード、復習レコメンドなどすべての機能が使えるようになります。
アルクの英語教材をたくさん使いたい場合、例えば、教材を1冊単位で使うのではなく一部だけをたくさん使いたい場合などは、有料プランを検討するのがよいと思います。
3日間無料でお試しできます。こちらからダウンロードできますよ。
スピーキング強化!boocoアプリのシャドーイング機能とは?
ではここから、boocoのシャドーイング機能について解説します。
シャドーイング機能を使用することで効果的なスピーキング学習が行えます。
この学習によって発音やリズム、聞き取り能力などの様々な分野において効率的に能力を向上させられます。
スピーキングスキルアップ!boocoで実践するシャドーイングの方法
シャドーイングとは英語のスピーキング学習の方法の1つで、ネイティブスピーカーが発する英文音声を、後からついていくように口に出すトレーニングです。
シャドーイングをする際は聞いた内容をそのまま真似して口に出し、お手本となる英文音声の発音、リズム、イントネーションなどをなるべく正確にマネします。
シャドーイングをするにあたって、お手本の音声と同じスピードで口が動くように練習することで、英語を口に慣らす事ができ「スピーキング力」が向上します。
また、英文を真似て声に出す際に細部までしっかり聞き取れているか確認できるため、「リスニング力」の向上にも効果的です。
どう使う?boocoでスピーキングをマスターするシャドーイングのテクニック
では具体的にboocoを使用して、どのようにシャドーイングをしていけば良いのでしょうか。
上の公式動画もわかりやすいですが、文章でも解説しておきますね。
boocoのシャドーイング対応書籍を使った学習方法の手順はこうなっています。
- 「さがす」画面内の「シャドーイング」クイズ対応一覧から書籍を選択し、「クイズ」タブをタップします
- 音声を5回程度聞きます。
- 英文を見ながら音声を聞きます。英文と日本語訳は切り替え表示ができます。
- 英文が理解できない場合は、日本語訳を確認して内容を理解します。
- 自分のペースで英文を音読します。
- 音声と発話を被せてオーバーラッピングの練習を行います。再生速度を0.75倍に変更することも可能です。
- お手本の音声を聞きながらシャドーイングします。自分の音声が録音され、後で確認できます。
アプリboocoでの練習のポイントは、意味を理解しながらシャドーイングすることと、プロソディ(リズム、アクセント、抑揚)に注意することです。
英語を話すのがうまくて、ネイティブスピーカーに伝わりやすい人は、リズム・アクセント・抑揚(強弱)が上手な人です。
ですから英文音声をそのまま真似できるくらいになるまで何度も練習を繰り返しましょう。
boocoを使えばいつでもどこでも学習できることがメリットです。
例えば、通勤時間に①〜④のリスニング、自宅でのスキマ時間に⑤〜⑦の発話練習、などと言うように使える時間を有効活用してシャドーイングの練習ができます。
自分の生活パターンにあった学習方法を工夫して見つけて、継続していきましょう。
AIが支える学習!boocoでのスピーキング自動評価機能の利点
boocoのシャドーイング機能では、英語の学習者がお手本の音声を聞きながら同時に自分の発話を録音できます。
そして録音した学習者の英語にAIが評価がしてくれるのです。
アプリ上で即座に学習のフィードバックを受け取ることができます。
boocoのシャドーイング評価にはアイード社の英語スピーキング評価AI「CHIVOX」が使われていて、「発音」「流暢さ」などさまざまな観点から、録音した学習者のスピーキングを評価します。
さらに、発話が正確でなかった単語はAIの判定によって、英語のスクリプト上で赤色で表示されます。
こうしてうまく聞き取れていない箇所や発音の弱点を視覚的に理解して、克服していくことができます。
スピーキング対応!boocoで利用可能な英語学習書籍リスト
ではアプリboocoで使えるシャドーイング機能に対応した書籍を一部ご紹介します。
『TOEIC(R) L&Rテスト Part3&4 鬼の変速リスニング1』(対象レベル:初級~上級)
この書籍は「鬼の変速メソッド」でトレーニングします。
TOEIC Part 3&4の音声を0.7倍、等倍、1.5倍、2倍、2.5倍の5段階に変速させ、1日20分のリスニングと音読トレーニングを4週間続けて、英語の耳を効果的にチューンナップしていくというメソッドです。
しっかりやれば必ず効果が出てきます。
『VOAニュースフラッシュ 2020年度版』(対象レベル:中~上級)
VOA(Voice of America)のニュースで2019年の出来事を振り返り、リスニング力も強化できる一冊です。
アメリカ発の多彩なニュースを繰り返し聞き、話題になった語彙を自然に覚えることができます。
時事問題についても詳しくなれるので、語彙力を強化するためにもとても役にたちます。
『ビジネス英語★奇跡のトレーニング』(対象レベル:初級~上級)
アルクが企業向けに開発したR&Bメソッドを、独学用に再構成した書籍です。
ビジネス英語でシャドーイングできるので、即戦力につながります。
もし、ドラマや映画の英語セリフでシャドーイングしたいなら、ランカル(LanCul)のアプリをおすすめしています。
こちらで詳しく書きましたので、よろしければご覧くださいね。
boocoでのスピーキング学習で気になること
boocoの充実ぶりは確かなことですが、一方でスピーキング学習をするさいに気になることもあります。
当然ですが、スピーキングに特化したアプリではないので、もし発音や発話を重点的にトレーニングしたければ、それぞれに特化したアプリにした方がよいかもしれません。
例えば発話トレーニングを集中的にするなら、boocoと同じアルクから出ているアプリ「トーキングマラソン」がおすすめです。
こちらの記事で詳しく解説しています。よろしければご覧くださいね。
【まとめ】英語アプリboocoにスピーキング学習も加わり総合学習できる
さて、boocoでスピーキング学習するならどんな具合になるのか解説しました。
いかがでしたか?
boocoでスピーキング学習をする魅力は何でしょうか?
- なにより、アルクの充実した英語教材が使える
- 毎日、英単語・TOEIC対策・リスニング学習もできる
- そして、スピーキング力も向上していく
- 結局、英語総合学習ができる
これが魅力ですね。
あなたがアルクの英語教材が気に入っていて音声で学習しつつスピーキングも向上させたいなら、ぜひ検討してみてください。
こちらからダウンロードできます。
定評あるアルクの教材を使えるのが大きなメリットですよね。
コツコツ少しずつ学習して、英語スピーキング力をあげていきましょう。
さりげなく英語が話せるようになったら、周りはきっと驚きますよ。